YAPC::Asia 2015 へ行ってきた #yapcasia
YAPC::Asiaへ行ってきました。 関係者の皆様、本当にありがとうございました。
YAPCというと、Perlに関するカンファレンスで、私自身Perlをまともに使っていないということもあり、見送っていました。が、Rebuildでアナウンスを聞き、実は技術者のお祭りなんだよ!最後だよ!ということで初参加しました。
結果、参加して良かったです。これが最後ということですが、次に繋がる最後だと思っています。今後の祭りも楽しみに生きていこうと思います。
ありがとうございました! #yapcasia pic.twitter.com/l72W89bKRz
— atotto (@atotto) 2015, 8月 22
聞いた・参加したもの一覧
day1:
- Opening - YAPC::Asia Tokyo 2015
- メリークリスマス! - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Managing Containers at Scale with CoreOS and Kubernetes - YAPC::Asia Tokyo 2015
- TBD - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Conway's Law of Distributed Work - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Electron: Building desktop apps with web technologies - YAPC::Asia Tokyo 2015
- esa.io - 趣味から育てたWebサービスで生きていく - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Lightning Talks Day 1 - YAPC::Asia Tokyo 2015
- 懇親会 - YAPC::Asia Tokyo 2015
day2:
- PolyglotのためのDocker - 我々はどこから来てどこへ向かうのか - YAPC::Asia Tokyo 2015
- NASA主催の世界最大級ハッカソンSpaceAppsを運営した話 - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Docker3兄弟について - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Adventures in Refactoring - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Parallelism, Concurrency, and Asynchrony in Perl 6 - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Profiling & Optimizing in Go - YAPC::Asia Tokyo 2015
- Lightning Talks Day 2 - YAPC::Asia Tokyo 2015
- クロージング 🎉 - YAPC::Asia Tokyo 2015
ほとんどAトラックにいました。
- HTTP/2時代のウェブサイト設計 - YAPC::Asia Tokyo 2015
- どうしてこうなった? Node.jsとio.jsの分裂と統合の行方。これからどう進化していくのか? - YAPC::Asia Tokyo 2015
- HTTP2 時代の Web - YAPC::Asia Tokyo 2015
も聞きたかったものの、他の行きたいものとバッティングしてしまいました。後日資料を追いたいと思います。
その他リンク:
すこし詳しく
Merry Christmas! / Larry Wall
最初どういう話なのかついていけませんでした・・が、ざっくりまとめると、Perl5とPerl6の違うようで似ていて、また別の進化がある、、というようなことだと思います。
- Perl5 → hobbit
- Perl6 → LotR
この違いについてしっかりとした教養が足りませんでした・・。スタートレックやスター・ウォーズについては知識があるのですが、こっちの勉強範囲を広げる必要がありそうです。
また、ラリーさん曰く、「Perl6はこれまでクリスマスに出すとは言っていた。が何年のクリスマスとは言ってこなかった!Perl6は何事もなければ2015のクリスマスにリリースする、かもしれない」というアナウンスがあり、盛り上がりました。
Managing Containers at Scale with CoreOS and Kubernetes / Kelsey Hightower
slide: Managing Containers at Scale with CoreOS and Kubernetes
Kubernetesについてちょっと知りたかったので参加。
Kubernetes:くべぇねぇてす
ライブでデモをしながらだったのでイメージが湧きやすかったです。資料yapc-asia-2015/demo at master · kelseyhightower/yapc-asia-2015 · GitHub
- コンテナ管理がしやすそう。
- Podでコンテナをまとめて運用する。
- 異常をきたしたコンテナは安全に切り離してデバッグする。←これ重要!
TBD (Toward Brain-aware Design) / Yukihiro Matsumoto
アーキテクチャの進化、考え方は振り子のようになっていて、それにより新しいことが生まれてくる。
そんななかで、マルチコア時代のシェルスクリプトって見直されてきている:
- パイプライン処理でマルチコアを有効的につかえそう
- でもShellで書くのつらい
マルチコア時代のスクリプトを書く言語としてstreemを提案している。
感想:
弟ではありませんw #yapcasiaA #yapcasia pic.twitter.com/Zn3C5WpcyF
— atotto (@atotto) 2015, 8月 21
@mattn_jpさんすごすぎる。
streemをウォッチしていこうと思う。
Docker For Polyglots : Where We've Come From, and Where We Can Go / @upthecyberpunks at Docker
polyglots = 多数の言語を使えるひと
将来はシンクライアントな構成になっていく
Dockerの方向性:
- より簡単にさまざまなコンテナを使えるようにする
テクノロジーを使うための敷居を下げる
すぐれたエンジニアなら適切なテクノロジーを適切なところで使いたい
→ 開発環境を設計、利用、運用していくのは大変。さらに健全な状態で運用することも大変
すべての人がすべてのツールを学ぶことはできない
Tooling is difficult
ビルドのための仕組みを手元で再現するのはむずかしい → 貢献しようとしてくれるひとへの敷居が高い
参入障壁を減らす、トラックナンバーを下げる。それなら、
- 環境の構築を自動化したい
- dependency hellをなくしたい
Dockerはこういった問題に対応できる。
- Dockerを使って環境を簡単に定義できる!
- DockerfileはREADMEとして使える!
- kernelさえサポートしていればよい!
感想:
アプリケーションの実行環境の構築はDockerでやっているが、開発環境の構築までは手を付けていない。 開発環境は個人の好みの問題もあって結構むずかしい。いい解決案を探して行きたいなぁ。
Docker 3兄弟について / @toritori0318
- Docker Machine
- Docker Compose
- Docker Swarm
全然使ってませんでした。Linuxマシンを直接触っているのもあってdockerコマンドを直接。。ちょっと、このあたりで整理する必要がありそう、かも?
関係無いですがOSX・・というかMacをつかって開発したい。
Adventures in Refactoring / Ben Lavender
リファクタリングのありがたいお話。
振る舞いを変えずにコードを整理していく。
go fmtは良い仕組みです!
Parallelism, Concurrency, and Asynchrony in Perl 6 / Jonathan Worthington
Perl6でサポートされる並列、並行、非同期処理の話。
各問題について丁寧に説明があり、わかりやすかった。 タスクの処理やデータ処理などをスクリプトで書くときに重宝しそう。streemとともにウォッチが必要。
Perl6まだかな・・・
Profiling & Optimizing in Go / Brad Fitzpatrick
トラックAの最後の講演はなんと @bratfitz さんのGo言語の話。 @bratfitz さんはGo言語のコアな開発者です。
資料: bradfitz/talk-yapc-asia-2015 · GitHub slide: YAPC: Go Debugging, Profiling, and Optimization - Google スライド
@bradfitz さんのライブコーディングすごい。そしてわかりやすい。Youtubeでもライブコーディングの動画があるのでオススメです。
みんなでGo言語やりましょう(ぉ