LinkStationでJenkinsを動かしてみた
家のファイルサーバ用に購入したLinkStationですが、もっと仕事しろということで、やってみました。Jenkinsを動かしてみます。
なお、LinkStationのモデルは LS-V2.0TLJ で、ファームウェアは 1.56 です。
sshを有効化
まず、このあたりの記事 http://blog.livedoor.jp/hiroumauma/archives/1521258.html から、LinkStationのsshを有効にしておきます。
このLinkStationのssh有効化の話は、 "acp_commander.jar" などをGoogle先生に聞いてみるとたくさん出てきますので、そちらに詳細を譲ります。
Jenkins on LinkStation
JenkinsはJavaが必要です。ですが、LinkStationにはJavaが含まれていません。
そこでARM版のJavaを、ここからダウンロード:
http://www.oracle.com/technetwork/java/embedded/downloads/javase/index.html
します。(LinkStationでは、ARMv5 Linuxが必要です。ちなみに、 /proc/cpuinfo でCPU情報を確認できます)
ダウンロードするまでに、メールやらいろいろ聞かれますが、頑張ってクリアしてください。。
次に、ダウンロードしたJava EmbededをLinkStation内の /root で展開します。
# tar zxvf ejre-1_6_0_32-fcs-b05-linux-arm-sflt-eabi-headless-05_apr_2012.gz
すると、 ejre1.6.0_32/ のディレクトリができますので、Javaへのパスを通すために ~/.bashrc に
export PATH=$PATH:~/ejre1.6.0_32/bin
を追記しておきます。
なお、bashrcの設定を反映させるためには
# source ~/.bashrc
も忘れずに。
そしていよいよ Jenkins。
ダウンロードは、
# wget http://mirrors.jenkins-ci.org/war/latest/jenkins.war
で
# java -jar jenkins.war
とすると数分後にJenkinsが起動します!
感想
Javaすげー。