デブサミ2013に参加してきました #devsumi
2/14-15の2日間、デブサミへ参加してきました。恥ずかしながらデブサミは今回がはじめてです。昨年はGoogle Developer Dayがなく、寂しく感じていたため飛びつきました。一部の簡単なメモですが、貼り付けます。
なお、デブサミ全体での資料まとめはここがよくまとまっています: デブサミ2013、講演関連資料まとめ
3つの世界 [14-B-1]
エンタープライズ、ソーシャル・ゲーム、スタートアップの3つで分けた話。
私にはボーダーがよく分かっていない、というか、みえていないところがありました。分野が違うので話がとても面白かったです。
エンタープライズ:
IT活用で省力化・自動化をすすめる
↑業務中心でIT化を進めた←1980年代はとてもうまくいった(日本)
2000年代は投資しても効果があがらない→ITは不要では?というトップの感覚がでてきた。
アメリカは逆で、投資すれば投資するほど効果があがる状況になっている。
この背景としては文化的な要素が大きく絡んでいるよう。
今後は、バックエンドからフロントエンドへ移行する。
ソーシャルWebがやってきたことを勉強し、活用していく方向。
Webサービス:
既存のサービスをITでWebをフロントエンドとして活用する← エンタープライズ寄り
ITそのもので価値を提供する← こっち
Web2.0。そしてPostPC時代。
今のモバイルストアは既に人が多く、個人では戦えなくなっている。
PCインターネットは頭打ち→みんなスマホ、タブレットへ
→ スマホでしかインターネットへアクセスしない人たちが普通になってる。流れこんできている。
インターネットとは違うネットワークが出来上がる。
→これまでのインターネットを活かせるのか?捨てるのか?ちょっとコワイ話。
データ重視、ユーザテスト重視(A/Bテスト)
スタートアップ:
環境の変化。
→起業のチャンス
Why?
- ソーシャル
- クラウド
- モバイル
- オープンソース
→これらはお金がほとんど掛からない。→誰でもできる
プログラミングはデフォルトで出来てもいい。
手を動かしてモノを作れる人+アイディアを持っている人
→→バンドを組むように気軽に始め、ダメだったら次へ。
ボーダーを設けることは良くないのではという言葉もあったように、壁をつくらずに素晴らしいものを取り入れていきたいです。
デザイン [14-E-4]
技術に縛られずにデザインを考える。
これはとても難しいことだと思います。そしてそう思ったときに頭が硬くなっているのだなと思い、悔しくなりました。
製品を考え、それをプロジェクト化する上で、コンセプトは既に考えているものですが、それが開発者、デザインの方まできちんと伝わっているのか、背景やシチュエーションを伝えられているか、がその後のデザイン(設計)を統一感のあるモノに仕上げられるかにかかっていそうです。 アジャイルサムライでも、About Face 3でも、何を作るのか、どういうユーザを想定しているのか、などなどを考えておくことを言っていたように思います。そこに近い、または同じことを言っているように感じました。
チケット駆動開発(TiDD) [14-B-5]
挑戦の道具としてのチケット駆動開発
資料: http://www.slideshare.net/MakotoSAKAI/ss-16527220 ,
ソフトウェア開発は常に挑戦。
開発中には様々な気づきがある
→ その気づきをチケットへ記録していく
→ そしてリアルタイムに共有する (放置されるとモチベーションが下がるので、見てもらえる環境を整える)
TiDDの原則
- Ticket First(すべての作業、課題、問題はチケットへ)
- 成果物は構成管理に
チケット駆動開発のフレームワーク
資料: http://www.slideshare.net/akipii.oga/devsumi-ogawa-20130214
TiDDで自発的行動を促し、管理者はファシリテーターへ、作業者はアジャイラーへというところが強く印象に残りました。 この講演のスライドはチームメンバへ説明したいです。
デプロイ「いつまで手でデプロイしてるんですか?」 [15-A-7]
資料: http://www.ryuzee.com/contents/blog/6317
デプロイの話ってどんな話なのかなと思い聴いてみると、あ、そうか、デプロイ以前にやること、改善しておくことがたくさんあるんだなということをよく把握できました。 このスライドもメンバに説明しなくては。
聴いて感じたことは、自分ひとりでやるには道のりが長すぎるなと。仲間、協力者を探さなければ。
AdobeのWeb制作ツール [15-C-4]
についての紹介がありました。
すべてフリーで公開されており、ダウンロードだけでも今すぐに!ということでしたので私も早速入れてみました。CSSアニメーションやWebデザインをリアルタイムに更新していく様子は感動的で、デザインの担当者や開発メンバに見せてみたいと思います。
NoSQL [15-E-5]
togetter: http://togetter.com/li/451435
NoSQLなデータベースはMongoDBを利用していますが、まだまだ使いこなせていないです。
講演の内容をざっくりまとめると:
- NoSQL=フロントエンド向き
- RDBMS=バックエンド向き
という感じ。NoSQLの領域はこれから発展していくという強い言葉もあり、もっともっと活用していきたいです。